夕張市立若菜東小学校
昭和29年11月16日開校 昭和58年3月31日閉校
平成20年5月訪問
夕張市若菜
映画「幸福の黄色いハンカチ」の
ロケ地として残されている炭住へと向かう坂道の途中から
振り返ったこの小高い丘の上
そこに若菜東小学校はあった
その跡地へと続く道を上って行く途中にある一軒の住宅脇に
何故かこの碑が建てられている
「若菜東小学校碑」 閉校の碑であった
その碑の前から学校跡地へと続く道を眺める
真っ直ぐ進むその道は
途中から草生し廃道のようである
右手に続く道の先には
現在企業の敷地として使用されている校庭跡が残されていた
学校跡地へと続く坂道を上り
ご覧の緑に覆われてしまった道の途中から振り返ると
おそらく児童用の通学路だと思われる
手摺りが設置された小径が残されていた
上りきり跡地へ来ると残念ながら全く何も残ってはいなかった
かつてこの位置に大きな校舎があり
一段高くなった場所には体育館等があったようだ
そしてその奥には2つめの大きな校庭があった
その校庭跡地には先ほどの黄色いハンカチ広場へ続く道を
更に奥へと進み
数軒立ち並ぶ住宅のある部分から
回り込んだ位置からも進入出来たようで行ってみたが
かなりの廃道状態で進入は完全に不可であった
昭和28年
北海道炭礦汽船株式会社の企業合理化により
角田・登川・穂別各炭鉱従業員が
新たに開発された平和鉱第二坑配転に伴い児童数急増
若菜小学校において校舎狭隘となり
新設校若菜東小学校開校する
昭和34年には最大規模児童数の1028人を数えたが
昭和55年には112人まで減少してしまう
昭和58年4月
若菜小学校と統合し 若菜中央小学校として開校する