夕張市立鹿島東小学校

昭和26年6月24日開校   昭和53年3月31日閉校


平成20年5月訪問



夕張市鹿島地区千年町
昭和62年に廃止された
三菱鉱業大夕張鉄道の千年町駅前から国道を渡り
真っ直ぐ夕張川へと向かっている風景
その大夕張鉄道の千年町駅は昭和48年12月に廃止されている
この沿道に立ち並んでいた商店や家々は全て解体され
舗装道路だけが寂しく残されている









センターラインが薄っすらと残る道路の両側に
十数年前まではまだ生活があり建物が並んでいた
しかしこの訪問時は
静かに鹿の親子が草をはんでいるだけだった









わずかに確認できる建物の基礎などを眺めなから
奥へと進んで行くと舗装が途切れる
その位置から少し下りに入り 右手にカーブして行く









下りながら右手に曲がりきった辺りの左手の風景
これが鹿島東小学校跡地の入り口である
写真正面に建っていたであろうはずの校舎は
綺麗になくなっている









そこを抜けると広い空間が残されていた
ここにも1300人以上もの児童が通った大きな校舎があったはずだ









辺りを見まわしてみる
玉石で囲まれた窪み これは池の跡だろうか









門柱か! 良く見ると違うようだ
見つけたのはこの2つだけだった
当時の校舎の写真を確認すると
この遺構は玄関前に設置された国旗掲揚塔の基礎部分のようだ

昭和25年6月鹿島小学校児童増加により分割して開校する
昭和48年の大夕張炭鉱閉山により
児童数が100人近くまで減少し
昭和53年3月
その鹿島小学校へ吸収統合され閉校となる





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